農作物の鳥獣害軽減を 県土の84%を森林が覆う高知県。豊かな自然に恵まれた環境でありながら、山ではイノシシやシカなどによる鳥獣害が深刻化。今や市街地周辺でも被害が発生するなど、生産者にとって大きな悩みの種となっている。JAは2012(平成24)年度から県の業務委託を受け、鳥獣被害対策専門員を配置。「攻めと守り」の姿勢で被害軽減に当たる。対策の先進地である長岡郡本山町の古田地区を取材した。